皆さんお元気ですか! 酒井一郎です
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今回のテーマ【使いながら学ぶコミュニカティブ・アプローチ】
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英会話教育の専門家の間で、ここ3、4年、コミュニカティブ・アプローチということばがたいへんよく使われるようになりました。英検の面接委員に配られるニューズレターにも、しばしばそのことが述べられています。また、民間の商業化してしまった(?)ある中規模の英会話スクールでも、コミュニカティブ・アプローチということばを、かなり大きなチラシの半分近くも使って宣伝しています。現在、注目されている方法です。私も、1994年頃より、コミュニカティブ・アプローチの線にそって教材を作り、本を出版しています。コミュニカティブ・アプローチとは、ひとことでいえば、
●「学んで」から「使う」ではなく
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●「学ぶ」と「使う」を同時に行うというものです。
1995年ぐらいまでは、先生も学習者もまずは「英語の語い、文法などを学んで、ある程度できるようになってからネイティブの人と話してみよう」という考え方でした。これは学習者だけでなく、先生のほうも全体を学習するまで「いつも足りない」というネガティブな気持ちに支配され、技術面ばかりでなく心理面からもたいへん損な方法でした。脳が閉じてしまいます。
現在コミュニカティブ・アプローチの具体的なやり方はいろいろなグループで開発中で、これが絶対という学習メソッドはありませんが、ひとつの中核となる考え方を紹介しますと、
1 トムとスージーという第三者の会話(他人の会話)ではなく、一人称(私)、二人称(あなた)をまずは中心に学習する(このほうが実感があり愉しいです。 )
2 1のことをやるために、たくさんのQuestions & Answersをやる。
ということです。
Q.What kind of music do you like?
A.I like classical music.
というようなやりとりです。質問文を学習者は、明日イギリス人やオーストラリア人に聞いてやるぞ!というッ気持ちで学ぶとともに、答えの文は逆に、明日アメリカ人に質問されたら、という気持ちで学びます。「なあんだ、そんなことか」と言う人がいそうですが、この単純なやり方は実感があるのでイメージが湧き、脳が開いてきます。さらに、私の経験上、単純ゆえに効果が出ています。従来の方法はアウトプットを意識せずにインプットをしていたので、たいへん効率が悪かったといえます。また、文脈の中で、kind(種類)という単語も学べて、さらに良いと思っています。
さて、おまけです。次の質問に答えてみてください。
●Do you do any sports?
●How often do you go to the movies?
●Do you do anything special for your health?
答えてみましたか? 今度は、チャンスがあれば、外国人に尋ねてみましょう。愉しいでしょう? 英語の学習にひとつの明るさが見えてくると思いますが、いかがですか?
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