英語コラム

93人の男女に聞いた「TOEICが役立った場面」のアンケート結果

この記事では93人の男女に聞いた「TOEICが役立った場面」についてまとめています。

どんな場面でTOEICのスコアや身に付けたスキルが役に立ったのか、匿名でアンケートを行い調査しました。

英語学習やコンテンツ作成の参考になれば嬉しいです。

アンケート調査の概要

  • 調査日:2026年3月
  • 調査方法:インターネットによる選択式回答
  • 調査人数:93人(男性38人、女性55人)

※本アンケートの結果を引用する場合には、当サイトのURL(https://www.1-wens.com/)を使用いただくようお願いします。

TOEICが役に立ったのはどんな場面?93人中19人が「就職活動」、93人中16人が「英語能力の客観的な証明」

  • 就職活動:19人
  • 英語能力の客観的な証明:16人
  • 転職活動:15人
  • ビジネス上のやり取り:7人
  • 昇進や昇格:6人
  • 大学での単位取得:6人
  • 日常英会話:6人
  • 英語力の向上:6人
  • 自己啓発や自己評価:5人
  • 海外旅行:3人
  • 海外赴任:2人
  • 学校の課程やプログラムの要件:2人

TOEICが役立った場面についての回答結果を箇条書きにしました。

93人中19人から「就職活動」、93人中16人から「英語能力の客観的な証明」という回答を得られました。

職業を選ぶ際の英語力の証明を重視している様子が伺えます。

以下、「転職活動」「ビジネス上のやり取り」「昇進や昇格」「大学での単位取得」「日常英会話」「英語力の向上」「自己啓発や自己評価」「海外旅行」「海外赴任」「学校の課程やプログラムの要件」と続きます。

TOEICが役立った場面についてのコメントを、次のパートで紹介していきます。

TOEICが役立った場面について選んだ人が多かった項目順に紹介!

TOEICが役立った場面について、重視する人が多かった項目から順番に紹介します。

TOEICが役立った場面①:就職活動(19人)

TOEICが役立った場面について、就職活動を選んだ19人のコメントから、代表的なものを3つ取り上げて紹介します。

履歴書に書けて面接時の話題が広がるから

年代 性別
50代 女性

TOEICが役立ったのは、やはり就職活動というか、履歴書に記入できたことと、面接で試験官の方との話が広がったことくらいでしょうか・・・。仕事の場面では、その仕事でよく話題になることや専門用語関連を習得した方が、会話がスムーズに進みました。

日本における就職活動では役に立つから

年代 性別
30代 女性

100%就職活動です。逆に言えばそれ以外ではほとんど役に立ちません。海外の大学入学の際や、ビザ申請の基準はTOEICではなく基本TOEFLです。TOEICは点数さえ持っていれば会話力を判断されることもないので、日本における就職活動では役に立ちます。

高得点だと就活で有利になるから

年代 性別
50代 男性

TOEIC810を持っているので、就職活動には有利を思います。今は一度とると、そのスコアは履歴書に記載可能になっているので、とても有利です。できればTOEIC 860以上がもっと有利ですので、勉学に励もうと思います。

TOEICが役立った場面②:英語能力の客観的な証明(16人)

TOEICが役立った場面について、英語能力の客観的な証明を選んだ16人のコメントから、代表的なものを3つ取り上げて紹介します。

ほとんどの企業がTOEICを英語力の指標としているから

年代 性別
40代 男性

日本という国ほどTOEICが好きな国はないのではないのではないかと思うくらい、ほとんどの企業がTOEICを英語力の指標としていますが、スピーキング能力を図る試験でないので、正直、なぜTOEICをここまでありがたがるのか理解できません。

上司との面談で話題になるから

年代 性別
50代 女性

上司と面談する際、toeicのスコアについて話すこともあるので、どれぐらい英語能力があるか把握するのに便利です。以前毎年受験していましたが、スコアが上がっていくと周囲から評価されるのでお得な指標だと思っています。

海外関係のプログラムの募集要項に入っているから

年代 性別
20代 女性

会社の海外関係のプログラムにおいて、募集要項でTOEICの点数がありました。部署内で規定を満たしているのが私だけで、しかも部署内では一番若手だったので、とても注目してもらえたからです。都合によりそのプログラムに応募することはできませんでしたが、社内での評価が変わりました。

TOEICが役立った場面③:転職活動(15人)

TOEICが役立った場面について、転職活動を選んだ15人のコメントから、代表的なものを3つ取り上げて紹介します。

転職で高得点だと有利だから

年代 性別
30代 女性

日本の企業に転職を考える際に英語ができるならTOEIC 800以上という感じで書いてあることが多く、海外にいたということを言っても「で、TOEICは?」と無意味なことを聞かれるので先に900ですという感じで答えられるよう履歴書に書けたのがよかった。

日本国内での転職活動の助けになるから

年代 性別
30代 女性

TOEICのスコアが日本国内での転職活動に良い助けとなることは言うまでもありません。私自身、受験し始めた動機は転職のためでしたが、今では純粋に英語コミュニケーション能力の向上のために、継続的に学習しています。

履歴書にかけるから

年代 性別
20代 男性

toeicが就職活動や転職活動に有利だと思った理由は、履歴書に書けることが一つ、二つ目は面接官の反応が良いことまた面接の会話がはずんだりするところです。また持ってるところで良い条件の会社に応募できたりするところ

TOEICが役立った場面④:ビジネス上のやり取り(7人)

TOEICが役立った場面について、ビジネス上のやり取りを選んだ7人のコメントから、代表的なものを3つ取り上げて紹介します。

入社した後専門英語が必要な部署に入ったから

年代 性別
40代 男性

転職(外資系コンサル)の面接の際には英語力についての質問等はなかったものの、入社した後いきなり専門英語(法律用語)を求められる業務にアサインされました。TOEICを通してビジネス英語に抵抗がなかったのですんなり業務に入って行けました。

ビジネスで使う単語が多いから

年代 性別
20代 男性

TOEICには、ビジネスで使う単語が多くあり、それらを網羅的に抑えることで、英語の資料を読んだり、外国の方と話したりできるなど、実際のビジネスシーンでも使うことができ、とても有意義なものであると感じているからです。

国際舞台での会社の成長に貢献できたから

年代 性別
50代 女性

私はビジネス上のやり取りとして、さまざまな国の同僚と働く機会があり、強力な職業上の関係を築き、グローバルチームと効果的に協力することができました。国境を越えたプロジェクトにも参加し、国際舞台での会社の成長に貢献しました。

TOEICが役立った場面⑤:昇進や昇格(6人)

TOEICが役立った場面について、昇進や昇格を選んだ6人のコメントから、代表的なものを3つ取り上げて紹介します。

昇進の際に有利になるから

年代 性別
30代 男性

自分が働ている会社は昇進の際に英語が話せないと昇進しずらい点があります。そのためTOEICの点数は非常に重要になってきます。TOEICがあることで頑張れば頑張るほど昇進や周りの評価が上がるのでいいイメージしかないです

会社での昇格要件になっているから

年代 性別
40代 男性

会社での昇格要件として、TOEICのスコアが段階的に指定されているため、人によってはスコアがないためにかなり苦労している人も多いです。自分は中途入社前から基準値を上回るスコアを取得できていたので、精神的にも楽に過ごすことができました。

昇進や昇格の際にTOEICの点数が重要だから

年代 性別
30代 男性

自分の勤務している会社は昇進や昇格の際にTOEICの点数が重要になってくるので頑張っています。頑張れば頑張るほど昇進に近づけるものなのでいいイメージしかないのでこれからも定期的に受けて頑張りたいと思っています

TOEICが役立った場面⑥:大学での単位取得(6人)

TOEICが役立った場面について、大学での単位取得を選んだ6人のコメントから、代表的なものを3つ取り上げて紹介します。

英語系のゼミで必要だったから

年代 性別
20代 男性

当時、英語系のゼミに所属しておりました。そこでは点数の不出来にかかわらずTOEICの受験は必須になっており、単位の評価項目にも入っていたため上記項目の中では単位取得が役立っておりました。今後は転職活動に活かせるように現在勉強を進めております。

大学の途中編入に必要だったから

年代 性別
30代 女性

大学を途中編入するときに、規定のスコアを持っていたことで単位取得になりました。特にそういった制度があるということを知らなかったので、ラッキーという感じでした。TOEICのスコアシートを提出するだけで認められました。

TOEICの点数が英語の試験代わりになったから

年代 性別
10代 男性

私は単位取得と進学の際に役に立ちました。進学ではTOEICの点数が英語の試験の代わりとなり、学校にもよりますが、比較的低い点数で100点扱いとなります。学校の単位取得の点では、点数に応じて2単位ほどもらえます。

TOEICが役立った場面⑦:日常英会話(6人)

TOEICが役立った場面について、日常英会話を選んだ6人のコメントから、代表的なものを3つ取り上げて紹介します。

日常会話で役立つから

年代 性別
30代 女性

TOEICはアメリカ英語・イギリス英語・オーストラリア英語など、様々な英語圏の発音でリスニングが行われるので、日常会話の時にその発音がどこの国の英語なのか理解できたことが日常会話の時に役に立ちました。

オンライン英会話のため

年代 性別
30代 男性

TOEICの勉強をしてから、オンライン英会話を始めました。まだまだ全然喋ることはできないのですが、リスニングが役に立ったことと文法がある程度はわかるので、理解はできる様になりました。喋る練習はまた別ですが、TOEICやっておいてよかったと思います

聞き取り能力が挙がったから

年代 性別
30代 男性

英会話を始めた時に役に立ちました。文法や単語の理解はあったので、大体何を言っているのかはわかったこと。リスニングも強化させていたので、聞き取ることはできました。TOEICをやっていなかったら、聞き取れなかったと思う

TOEICが役立った場面⑧:英語力の向上(6人)

TOEICが役立った場面について、英語力の向上を選んだ6人のコメントから、代表的なものを3つ取り上げて紹介します。

大学で英語の論文を読む必要があるから

年代 性別
20代 女性

大学で英語の論文をいくつか読まなければいけなかった際に、TOEIC向けの勉強が長文を短時間で読むという練習になったと思います。長文読解における「大事な単語だけ追う」というスキルがまさに生かされたと感じました。

英語を使用することが日常的にあるから

年代 性別
50代 男性

仕事上、英語を使用することが日常的にあり、初めて知った表現方法や語彙などメモするようにして知識の蓄積に努めています。また、定期的にTOEIC受験によって自身の英語力のチェックをして、英語力向上に取り組んでいます。

リスニングの向上の確認に役立った

年代 性別
20代 女性

語学留学の前後に受験することで、特にリスニングの向上の確認に役立ちました。今までと聞こえ方が違ったり、曖昧で答えるではなく、確信をもって答えられる問題数が増えたことで実感が得られましたし、点数も上がりました。

TOEICが役立った場面⑨:自己啓発や自己評価(5人)

TOEICが役立った場面について、自己啓発や自己評価を選んだ5人のコメントから、代表的なものを3つ取り上げて紹介します。

スコアで自分の英語能力がわかるから

年代 性別
30代 男性

英検と比べ、合格不合格だけではなくスコアで自分の英語能力がわかるため、やる気が出る。また、多岐に渡る分野の能力を高めていく必要があり、対策が英検ほど単純ではないのも良い点だと思う。自身のスコアは高くはないが、自己評価としてとても役立った。

履歴書に書けるから

年代 性別
30代 女性

TOEICの点数があることで、履歴書に書くことができるがそれが役立ったかどうかというと難しい。そもそもある程度の点数があれば、それ以上は求められていないし、評価する側に受験経験がない場合もある。役立ったことと言えば自己啓発、さらに学習して高みを目指そうという意欲の向上などの方が強いように思う

英語圏に行くときに特に役に立つと思うから

年代 性別
20代 男性

海外への研修や留学など自身のキャリアアップで英語圏に行くときに特に役に立つと思う。現地でのコミュニケーションなどTOEICで学んだ知識などが実践的でいいと思う。点数が高い方が優先されることもあり、そういう点でも役に立つ。

TOEICが役立った場面⑩:海外旅行(3人)

TOEICが役立った場面について、海外旅行を選んだ3人のコメントを紹介します。

旅行では英語が理解できると過ごしやすいから

年代 性別
40代 女性

海外に行った時に、イギリスとアメリカ以外の国でも大体英語が通じるので、ヒアリングや、読解力が身についていると役に立つ場面が多いです。特に空港やホテルではその国の言葉プラス英語での説明があるので、英語が理解できると過ごしやすいです。

海外旅行で聞き取りできるようにするため

年代 性別
30代 男性

TOEICのための勉強の一環として、リスニング対策に力を入れていました。海外旅行に行った時に、勉強で聞いたことのあるフレーズが何回か耳にすることがあり、自然と聞き取ることができ受け答えもできたと実感できました。

会社での昇進に必要だから

年代 性別
30代 男性

大学を卒業してからも、会社での昇進に必要であったり、単純に英語の勉強がしたかったため、継続して勉強を続けていました。特にリスニングに関して勉強を続けていたおかげで、海外旅行に行った時に聞き取りがしやすくて役立っていると感じました。

TOEICが役立った場面⑪:海外赴任(2人)

TOEICが役立った場面について、海外赴任を選んだ2人のコメントを紹介します。

海外の研究室への赴任のため

年代 性別
40代 男性

海外の研究室への赴任を検討する際に、TOEICの点数は非常にわかりやすい指標として評価してもらえたと感じました。またTOEICの試験内容自体も、海外赴任した際に非常に役にたつ言い回しが多かった事に後から気づきました。

海外での仕事のため

年代 性別
20代 男性

TOEICは私にとって世界を広げる機会であり、新たな知識や文化、人々との交流を通じて成長する場でした。特に印象的だったのは、異なる国や文化背景の人々との意見交換や議論です。その中で、自分の考えを広げ、柔軟な思考を養うことができました。また、TOEICのプログラムはリーダーシップやチームワークを促進し、自信を持って課題に取り組む姿勢を身につけました。さらに、国際的な視野を持つことで、将来のキャリアや目標に対する洞察力が高まりました。

TOEICが役立った場面⑫:学校の課程やプログラムの要件(2人)

TOEICが役立った場面について、学校の課程やプログラムの要件を選んだ2人のコメントを紹介します。

大学の修了要件だった

年代 性別
30代 男性

私の大学では、TOEICの一定点数以上取得が修了要件にありました。当時は面倒に感じましたが、その後、大学院の入試や就職活動の際にTOEICの点数申告があったため、その時に勉強しておいて良かったと思いました。先を見据えて勉強しておくのは有用だと思います。

英語圏への短期留学プログラムに参加をするため

年代 性別
30代 女性

大学時代、英語圏への短期留学プログラムに参加をするため、TOEICを受検しました。プログラム参加のためには一定の英語スキルがあることを証明しなくてはならなかったので、TOEICを受検して良いスコアを取れるように英語学習に努めました。おかげで自分のレベルに合ったプログラムに参加でき、また現地での英会話にも役立てることができました。

TOEICが役立った場面についてまとめ

TOEICが役立った場面TOP3は、1位:就職活動(19人)、2位:英語能力の客観的な証明(16人)、3位:転職活動(15人)でした。

TOEICが役立った場面について知りたい場合は、上記の項目を重視すれば間違いなさそうです。

英語学習やコンテンツ作成の参考になれば嬉しいです。